ずっとずっとつないで歩ける手を
もしももしもあなたが持ってるなら…
遠ざかってく 靴音よりも
近づいてドアをあける音を強く聞かせて
今日見ている星は 過去の輝き
消えて行くものばかりの街で
祈るように思った
「二人」に帰ろう 一緒に帰ろう
後悔なんかに 時を奪われないで
しあわせは誰かにしてもらうことじゃなくて
ちゃんと抱きしめあえる人がいること
必要とされてはじめて わかるの
自分が今 どのあたりにいるのか
メトロノームが途切れてくように
疲れてく音が届く人はなんて少ない
ショーウィンドウ「こつん」と額をあてる
どんなことでなら泣いていいの? 空の先を見上げた
あなたがいないと あなたがあふれる
街角に窓辺に 手がかりがあふれる
寂しさは心を追いつめるものじゃなくて
決してなくせない人を おしえるもの
後ずさりするような つらく長い夜も
子供の頃の傷あとみたいに いつか笑いあえる
「二人」に帰ろう 一緒に帰ろう
後悔なんかに 時を奪われないで
しあわせは誰かにしてもらうことじゃなくて
ちゃんと抱きしめあえる人がいること